「WordPressテーマがたくさんあって何にすればいいか分からない。選び方を教えてほしい。」こんな悩みをお持ちの方に参考になる記事です。
個人的な意見と経験を基に書かれています。あくまで一つの参考意見としてご覧ください。
最初に言います。
テーマ選びは簡単ではありません。なぜなら実際に使用してみないとその良し悪しは判断しにくいものだからです。
私自身は初めに「Cocoon」という無料テーマを使用し、200記事を書いた後に「SWELL」へと移行しました。
そこで、私の提案です。初めは無料の「Cocoon」を試し、50記事を書く前に「SWELL」に変更するのが良いでしょう。
対象読者はWordPressをインストールして初期設定を済ませて、「どんなテーマにしようか」と悩んでいる方々です。
テーマとは何か、なぜWordPressにテーマを導入する必要があるかを理解している方々を想定しています。
テーマの選び方
まずは、どのようなサイトを作りたいのかを自問自答してみて下さい。例えば、
「自営業で販売している商品の売上を上げるためのサイトを作りたい。」
「得意としていることを多数の人に知ってもらうための個人ブログを作りたい。」
「会社の広報担当としてホームページを新規に構築したい。」
など、目的は様々です。
一般的には、デザインと機能が重要視されます。流行のテーマはデザインが豊富で多機能ですが、実際に使ってみないと分からない点も多いです。
個々のテーマによってその内容はマチマチで、使ってみないことには分からないですよね。
デザインや機能はある程度使ってみて色々分かるものだと思います。
ではどうするか?
そこで「WordPress テーマ おすすめ」と検索し、様々なテーマを紹介している記事を参考にするのも一つの方法です。
ネットで「WordPress テーマ おすすめ」で検索すると「おすすめのテーマ◯◯選」などの記事がいくつも現れてきます。
デザイン重視のテーマ、多機能が売りのテーマなどのコメントがあります。
そのなかで自分に合ったテーマから選ぶのもありですが、イマイチ客観性に欠けています。
そこで面白いサイトを見つけましたので次で紹介します。
WordPressテーマのシェア率
WordPressのテーマやプラグイン、レンタルサーバーなどネット関係のサービスのシェア率を調査しているサイトを見つけました。
次のブログカードを開けて下さい。
この「マニュオン」というサイトで、WordPressテーマのシェア率に関する調査結果が公開されています。この情報を基に、上位5位のテーマを選ぶのも良いでしょう。
引用元:マニュオン
「マニュオン」のランキングは、テーマの人気度や信頼性を反映しており、選択の際の一つの目安となります。
しかし、シェア率が高いテーマが必ずしも自分のニーズに合うとは限りません。自分のサイトの目的やデザインの好みに合わせて慎重に選ぶことが重要です。
テーマの絞りこみ
上位5位のテーマを深く調査し、適切なテーマを選択します。デザイン、性能、価格、コメントなどを考慮に入れて決めましょう。
比較表を作ってみたので参考にして下さい。
順位 | テーマ | 公式ページ | 値段 | デザイン | 性能 | 複数 サイト | コメント |
1位 | 公式ページ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | カスタマイズ機能が豊富 | |
¥17,600 | |||||||
2位 | 公式ページ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | 多機能無料のテーマ | |
¥0 | |||||||
3位 | 公式ページ | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | デザインが洗練されている。 | |
¥14,800 | |||||||
4位 | 公式ページ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | 初期設定が簡単 ブロックエディタ部分対応 | |
¥14,800 | |||||||
5位 | 公式ページ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | シンプルなデザイン、無料 | |
¥0 |
「JIN」にはブロックエディター完全対応の「JIN:R」があります。
「SWELL」と「Cocoon」は1、2位だけあって、ネット上の情報が豊富です。
初めてテーマを使う場合、分からないことをネットで素早く検索できるのは大きな強みです。
その意味で「SWELL」「Cocoon」を使うことをおすすめします。
最初から有料の「SWELL」はちょっと思うのであれば、「Cocoon」を使って下さい。
「Cocoon」を使っていて馴染むようであれば使い続ければいいです。
しかし、しっくりこないと感じた場合は「SWELL」に乗り勝ててみてはどうでしょうか。
また「SWELL」には「Cocoon」からの「乗り換えサポートプラグイン」があります。
これはテーマを変更するとレイアウトが崩れるのをサポートするプラグインです。
記事数が多いとレイアウトの崩れを修正するのは大変な作業になります。
「乗り換えサポートプラグイン」でその作業が軽減できます。
といったものの手作業は残りますので、乗り換える決断は50記事以内の段階でおこなって下さい。
私が「SWELL」に変更した理由
最初に「Cocoon」から「SWELL」に200記事ほど書いてから変更したと述べました。
その理由は「SWELL」が多機能だからです。
WordPressはテーマに機能が備わっていなくても、HTMLとCSSを使えばなんとかなります。
といったものの結構面倒です。
私がやりたいことを「SWELL」はボタンを1つか2つ押すだけで実行できたのです。
詳しく言うと次の点です。
「SWELL」はボタン操作でブロック間隔を自由自在に調整できます。
図1
図2
図1では「ブロックツールバー」の「ブロック下の余白量」で0〜6emまで調整ができます。
図2はサイドバーにある「ブロック下の余白量」で0.5em刻みで調整することができます。
例えば、上の図1でいうと文字「図1」と図の間隔を何もしなければ、段落間の間隔になってしまい、間延びしたようになります。
「ブロック下の余白量」を0emにすることで、見出し文字と図が一体になっています。
ちょっとしたことなので、一々CSSを書くのは面倒です。
「スペーサー」ブロックでブロック間の調整ができますが、ブロック間を広げるのには使えますが、狭めるのには使えません。
気にしない人には「そんな些細なことで」と思うかもしれませんが、こんな理由で「SWELL」に変更しました。
FAQ
まとめ
WordPressテーマ選択において重要なのは、サイトの目的に合致したテーマを選ぶことです。
初心者には無料の「Cocoon」がおすすめで、経験を積んだら機能豊富な「SWELL」への移行を考えましょう。
テーマの人気度やシェア率は参考になりますが、最終的には自分のニーズに合った選択が大切です。
また、カスタマイズのしやすさやサポート体制も重要な選択基準です。
特に有料テーマの場合は、充実したサポートがサイト運営をスムーズにします。これらの点を考慮して、自分にとって最適なWordPressテーマを選んで下さい。